東京マルイ89式5.56mm小銃GBB(固定銃床型)発売決定!!
おはこんばんちは。
東京マルイが89式を出す、という噂はほぼ確定のようです。(2017年11月11日11:00現在)
確定しました。
私は東京マルイフェスティバルにいけてないので、マルイさんのツイートを元に89式のハイライトをまとめてみました。
マルフェスで初発表となるのは、ガスブローバック マシンガン「89式5.56mm小銃(固定銃床型)」と「MTR16」、「電動コンパクトマシンガン「スコーピオン Mod.M」、ガスブローバック「M45A1」、BBエアーリボルバー「パイソンPPCカスタム」です!#マルフェス
— 東京マルイ@AirsoftGun (@TM_Airsoft) 2017年11月11日
発売日と価格
- 発売日:2018年春(ということは6月~7月の発売になると予想)
- 値段:価格未定(M4A1MWSと似たような値段になるとの噂あり)
外見
- 左側のセレクターレバー
- 塗装などの質感の向上
- 「89R」という刻印
- ハンドガードがスチールプレス製
- ガスピストン・ボルトキャリア形状・ボルトキャリア先端のメッキ処理
- フラッシュハイダーはダブルナット構造
- マガジンの残弾を確認する穴も再現
- リアサイト調整ダイヤルは白色の墨入り
内部構造
- 三点バースト
- Zシステムがボルト内部に組み込まれていて分解時にリアルな外見
- テイクダウン可能
こんな感じでしょうか。
すげーすげー!!!
これはテンションあがりますな!
外見について
左側のセレクターレバー
一般的なアサルトライフルは左側にセレクターレバーがありますが、89式は右側にしかセレクターレバーがありません。これは89式を持って匍匐したりするときに誤ってセレクターレバーが動かないように、という配慮からだったわけですがいかんせん切り替えが遅れるという欠点を持っていました(訓練すれば大丈夫、という話はおいておきます)。
2003年から行われた自衛隊イラク派遣を機に、左側にも追加でセレクターレバーが装着されるようになりました。
最近製造される89式は最初から左側のセレクターレバーも搭載されているとのことで、そのあたりを含め今回のマルイの89式GBBは左側にもセレクターレバーが追加されたモデルとなっています。
「89R」という刻印
2000年前後以降に生産された89式は「89R」という刻印がされているのですが、今回マルイは最新の89式をモデルアップ!とのこと。
wikipediaより引用。手前の隊員の親指付け根あたりに「89R」という刻印が。
ハンドガートがスチールプレス製
これはまあ、直接エアガンの機能などに関わるところではないですが実物の89式もスチールプレス製のハンドガードの上に樹脂製のハンドガートが装着されています。この部分をマルイはリアルに再現したよ、ということですね。
個人的にこういう見えないところにこだわる職人魂は大好きなので嬉しいです。
ガスピストン・ボルトキャリア形状・ボルトキャリア先端のメッキ処理
実物を見たことがないのでコメントできません(笑)
が、実物通りの形状と見た目の処理をしているとのこと。どちらにせよこういうメカメカしい構造が見え隠れするのは男心をくすぐります。
モロ見せよりチラ見せの方が興奮するよね
マガジンの残弾を確認する穴も再現
89式のマガジンには残弾がわかる様に25、20、15、10のところに穴があいてます。電動ガンではダミーカートが入っていたのですが、流石にガスを入れるマガジンにそれはできなかった様でそれっぽい穴がポコンと開いています。
でも弾に見えるように穴の奥が丸まってる様にもみえる?ので気になる方は真鍮の色に染めるという手もありでしょうね。
内部構造について
3点バースト
89式の大きな特徴である3点バーストはエアガンメーカー泣かせのポイントでもあります。
もともとバースト機能はマルイは電子回路で制御してたんですよね。今はなきスタンダード電動ガンのSIG550、551には電子制御可変バーストだっけかな、そんな様な名前で2~8点バーストまで調整できる電子回路がついていました。M16A2のやつはいつでるんだ
これ自体あまり信頼性がないもので所有していた知人曰く、色んなバーストに七変化する、と言っていました。
それを物理的に、そして確実に3発発射する機構を備えたのがマルイのスタンダード89式でした。その機能をそのまま受け継いでいるのかはたまた改良が加えられたのかとにかくこの新しい89式GBBは3点バースト機能を備えています。すごい!!
Zシステムがボルト内部に組み込まれていて分解時にリアルな外見
東京マルイHPより引用。画像はM4シリーズのもの
「破損防止」機能のことでマルイが独自に作ったブローバックメカニズムです。
ハンドガン系のブローバックならいざしらず(それでも壊れることはありますが)、長物のガスブローバックはそれなりに重いボルトをガシガシ高速で動かすのでそれを止めるボルトキャッチは壊れやすいんですよ。
それを出来る限り壊れないように耐久性を高めた機構を持つものをZシステムと呼びます。
M4シリーズに初めて組み込まれたわけですが、テイクダウン時にリアルではないということで結構いろいろ言われていた記憶があります。
ガスブローバックは実物に近いリアルな挙動・構造を持つことがウリなのにそこを潰して変な形状のものを入れるなよ、的な意見ですね。
特にテイクダウン時に出てくるボルト類などは、リアルであればあるほどニヤニヤできるので妙ちきりんな機構を入れられてはたまらん!というマニアな方ならではの意見で、たしかにそうだなーという気もしますが見た目よりは作動性を重視するマルイっぽい気もします。このあたりはマルイも苦肉の策だったと思います。
で、長々となりましたが今回の89式はボルト自体にこのZシステムが組み込まれてるので限りなくリアルになってるよ、とのことです。
これは朗報ですね!めでたしめでたしです。
テイクダウン可能
これがなけりゃなんのためのガスブローバックやねん!というぐらい当たり前ですが、是非つけてほしい機能です。
メンテナンス性も高まりますし、とにかくそれよりもカパッと開けた時に内部にリアルな構造が見えるのはマニアにとってはタマランわけです。男はパカッとやって中を見るのが好きなんだよ。